


マルチリソース活用研究会(MR研)では、より良い授業のため、ICT活用、デジタル・コンテンツなど、さまざまなメディアを組み合わせた授業実践について検討・議論する研究会です。 主なメンバーは、北摂地域の小中に勤める教員で、さらにサポートとして関西大学、学習研究社などの企業も関わっています。2003年度から活動を開始し、毎月1回の研究会を開催、また普段の授業を公開するなどの活動を行います。

本プロジェクトは大阪府下の公立高校2校、私立高校1校で活動しています。現職の教員と関西大学の学生たちが教科「情報」の授業実践を、指導案の作成から実践までを一緒に行っています。実践では、知識を教え込むのではなく、ICTを用いた問題解決型の授業形式を取り入れ、生徒らの自ら考える力、発表する力の育成を目指しています。

教育の世界で,徐々に「思考力」への関心が高まってきました。「年号や単語 の意味のような単純な知識」と「既にもっている知識を使って新しい知識を作ること」には,レベルの差があるということに異論はないでしょう。単純な知識がしっかり身についていなければ,ものごとを考えることができないというのは納得できますが,単純な知識だけをどれだけつけても,それだけでは考えることができるようにならないでしょう。そこで、本プロジェクトは、児童・生徒の考える活動を支援するため「シンキング・ツール」に着目しました。そして、シンキング・ツールの教育的活用について実践を通した研究を進めています。

科学映像作成プロジェクトは、ハイビジョン映像の理科教材を、著作権フリーで作成することを目的としています。
活動としては高槻市内の小学校と連携し
①科学教材作成として活動
②スクールサポートとしての活動
の二つを並行して行います。
授業支援として授業に参加することにより、児童のつまずきを観察し、知見をもとに、教材作成に反映させます。作成した映像教材は、小学校現場教員に評価していただき、修正をするという作成手順を踏んでいます。

本プロジェクトは、高槻市在住の高齢者を対象に、パソコンをはじめとする様々な情報ツールを利用し、高齢者の情報活用能力の向上、生きがいの創出を目的としている。 本プロジェクトの特徴は、地域と連携して活動を行うことにより、地域を巻き込んだ形で情報活用能力の向上を支援するといった体制を構築している点である。

阪大病院プロジェクトは、吹田市に在る阪大病院小児科分教室を舞台に活動しています。『普段外とコミュニケーションを取ることの出来ない子ども達に、インターネットを通じて元気をあげよう!』というのがこのプロジェクトの最大の目的です。2008年度の活動では、卒業式や運動会といった行事のテレビ電話のお手伝いや情報学習の指導を行いました。

寝屋川市では、中学生がより良く生活するために中学生サミットがある。この活動は、中学校活動部門・清掃部門・いじめ防止部門に分かれている。この中で、本プロジェクトはいじめ防止部門を中心として連携し、活動している。このいじめ防止部門の活動の一環として、いじめをなくすための啓発劇を行い、それを離れた地域の人や視聴できなかった人にも見れるように映像にして配布しています。

Meet the GLOBEプロジェクト(以下MTG)とは、世界各国に派遣されている国際ボランティアの方と日本の学校の生徒児童をインターネットで結び、
交流学習による国際教育を支援するプロジェクトです。
MTG実践に参加している生徒児童は電子メールやウェブログなどを利用して、国際ボランティアの方とやりとりを行い、異文化や国際支援についての理解を深め、より広い視野を身に付けています。
なお、本プロジェクトは、2000年に設立され、毎年100を超える国際ボランティアの方と10余りの日本の小中高が参加しています。

国際協力機関において、パレスチナ難民への教育支援は、「人間の安全保障」の実現を支援する一環として重要であると見なされており、中東地域の重点分野の一つとなっている。パレスチナ難民への教育支援はこれまで国連機関であるUNRWA(United Nation Relief Work Agency)が中心となり基礎教育の普及に力を入れ成果を挙げてきたが、次の課題として教育の質をどのように改善するかに焦点を当てている。暗記・暗唱を中心とした学習ではなく、児童が自主的・主体的に参加する学習法を取り入れた「学習者中心の教育」(Learner Centered Approach:以下LCA)を推奨している。 そこで、本活動の目的は、「LCA という新しい教育方法を学校で実践、展開、普及させるために教員コミュニティを形成する」ことである。ここで得られた研究成果や知見は、今後、他の中東アラブの地域だけでなく、発展途上国に対して新しい教員研修を展開させる可能性と方法として示唆することができると考える。

本プロジェクトでは、フィリピンの教育現場をICTを活用して改善することを目指し、フィリピンのブラカン国立大学や日本の日本福祉大学などと連携しながら研修などの活動を進めています。

言語グリッドプロジェクトは京都大学情報学研究科の石田・松原研究室が開発した多言語間機械翻訳システム(言語グリッド)を搭載しているツール「多言語NOTA」を国際交流学習に組み込み,その実践をサポートするプロジェクトです。2007年度は日中交流学習,2008年度はシリアとの交流学習と日韓交流学習の交流を支援しています。

日中交流プロジェクトは中国の南京航空航天大学の日本語を専攻する学生とのネットワーク上での遠隔交流を行うプロジェクトです。中国側は日系企業に就職を考えている学生も多く、日本の文化や日本人の考え方を知り、多角的な視野を持つことを目指しています。彼らのサポートをするとともに中国への理解を深めることが日本側の主な目的です。 2007年度の交流では、日中お互いの伝統日を紹介して言語グリッドツールNOTAを用いてカレンダーのようなものを作ったり、映画を見てその内容についてテレビ会議システムSkype™でディスカッションしたりといった交流をしてきました。

2007年8月にプロジェクトメンバーがアジア最貧国と言われるバングラデシュに訪問したのを機にプロジェクトが発足しました。現在のプロジェクトの方向性は、ストリートチルドレンの保護を行っているエクマットラというNGOを支援するとともに、バングラデシュという国を日本人、そしてバングラデシュ人自身に知ってもらうための啓発活動を行っていくことです。 11月の統一学園祭では、エクマットラの子どもたちが作ったTシャツやミサンガを販売するとともにお客さんにエクマットラの紹介をしました。また、2月には高槻の小学校でバングラデシュについてのワークショップを開催する予定です。

このプロジェクトでは外国語活動に着目した、高槻の小学校とオーストラリアの小学校、寝屋川の小学校と韓国の小学校の交流、またビジュアルリテラシー育成に着目した高槻の小学校と金沢の小学校との交流学習を支援しています。メディアリテラシー育成や異文化理解、コミュニケーション力の育成を目的とし、写真などを使った交流を進めています。

このプロジェクトでは、オーストラリアの小学校への日本文化紹介の授業を提供し、文化理解を目指しています。授業を進めるために日豪間の違いを意識することで、文化理解につながります。また、英語を使って授業を進めることで、語学力はもちろん、授業におけるメディアの役割についても体験的に学ぶことが出来ます。子どもの反応に合わせて授業を進めるために、事前に授業の方向性を決定し、それにむけた綿密な準備が必要となります。そのような経験を通して、教育におけるメディアの役割を学習します。

本プロジェクトは、ICNETとPADECOとの連携のもと、ミャンマーの初等教育における児童中心型教育を促進することを目的としている。本チームは、特に教育大学の教員を対象に、将来小学校の教員になる学生に対して、学習者中心型教育に基づいた授業を実施できるようにワークショップおよびモニタリングを実施する。

日本の大学生とドイツの大学生との間で越境的コラボレーションを通じて、問題解決型プロジェクト学習を行なう。また、交流学習における阻害要因として、言語の違いや時差が大きなウェイトを占めているが、それらを克服して、本来の目的である共同プロジェクトの充実を実現するためにICTの学習環境がどのように活用されるべきかを研究する。